雨漏りの原因事例
2025年03月18日

物置の壁からの雨漏りです 西宮 尼崎 伊丹 壁波板

知り合いの工務店様からのご依頼です。

物置の壁の下から雨が入るんだけれど どうすれば安価に対応できるかとのご相談です。

壁は木の板を並べて張り合わせてあるのですが 下部の土台部分は雨が入らない様に通常、板金材で部材を入れるのですが それを入れていないので そこから雨が入っていました。

しかも長年の内に足元も腐ってきていてこれじゃダメだよね、という事に。

簡単に済ませる方法はこの壁の上から「木目プリント波」と呼ばれる板金材を張ってカバーしてしまう事をお勧めしました。

今ある壁の上に「胴縁(どうぶち)」と呼ばれる小さな木材を入れて簡単な下地を作り、その上から木目プリント波を土台より下に伸ばして張ることで足元からの雨の侵入も防げます。

この木目プリント波ですが木目調の柄を印刷した鉄板を「リブ波」と呼ばれる形状の形で成形した材料なんですが 正直、木目柄鉄板はチョッと薄い材料なんです。

そこで本当は別注でよく使う茶色や黒色のガルバリウム鋼板をこのリブ波成型機に通して 「ガルバリウム鋼板のリブ波」を作ってもらい、それを使いたかったんですが最近では機械の老朽化が原因とかで対応できなくなってしまいました。

最近、他にもそういう古くからある材料の製造終了の知らせを聞きますが使い勝手の良い材料がだんだんと無くなっていくのは何だかさみしい気がします。

過去にはこんな記事も↓

「補修工事は費用対効果も考えて」

「雨戸や戸袋が死語になるかも」

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