雨漏りの原因事例
2024年10月08日

玄関の屋根の雨漏り 西宮 芦屋 宝塚 根本原因

工務店様から玄関の屋根が傷んでいるのでどうすればよいかアドバイスが欲しいとの事

お伺いしてみると玄関ポーチと呼ばれる部分の屋根が雨漏りによる漏水で天井を含めかなり傷んでいました。

漏水の原因は屋根の形状が「内樋(うちとい)」と呼ばれる形状になっていたからです。

度々このブログでも紹介していますが 屋根に雨樋を内蔵してしまう形状があります。

こんな形状にする理由は「雨樋を見せたくない」という理由がほとんどです。

結局なにか問題が発生すると雨樋が内蔵されているので屋根の中に漏ります。

普通よくある雨樋が屋根の外に出ている場合は屋根の外であふれるだけなので屋根自体は傷みません。

ですのでこの内樋形状の屋根はかなりリスキーな形状だといえます。

工務店様にはこの事をお話して、今回きちんと直されるのであれば 内樋形状の屋根をやめて通常の雨樋が外に付く形に改造された方がいいですよとアドバイスさせて頂きました。

今回は玄関ポーチ部分の屋根内の漏水でしたが、建物の一番上に付いている「大屋根」が内樋形状の場合はトラブルが有ればたちまち部屋内に漏水する可能性が有ります。

私個人の感想ではありますが 今までの経験上内樋形状は百害あって一利なし、という感じです。

その他 過去にこんな記事もあります  ↓

「住んでいる人にとっての安心感」

「故障が起きた時に困るんです」

 

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