雨とい関係
2024年05月18日

ヒョウによる雨樋の被害について 軒樋の穴あき 割れ

1か月ほど前に加古川など播磨地域でかなり広範囲に氷の塊である雹(ヒョウ)、それもかなり大きな物が降ったようです。

その為カーポートの屋根や雨樋などに穴あき、割れが多数発生しています。

私は西宮市在住ですので近辺ではその被害報告は無かったのですが 播磨地域の業者さんは対応数が多すぎてパンク状態との事。

そこで工務店様やいろいろなルートで私のところにも応援要請が来ています。

私も数件、工務店様と現場調査にお伺いしましたがそこで感じたことが有ります。

まず割れた雨樋、特に軒樋に穴が開いたり割れたりしているのはプラスチック製(正しくは塩ビ製)の物がほとんどです。

軒樋の中に鉄板をサンドイッチした商品を売りにしているメーカーが有るのですが 、地域によるメーカーのシェア率の差からそう感じるのか、「私の見た範囲」という条件付きで言えばプラスチック製の樋の被害ばかりが目につきました。

また広範囲に破損している為、かなりの長さを交換する必要が有るのですが よくある話でその商品は生産終了品になっていることが多いです。

その為 破損範囲を今の近似サイズの軒樋に交換するしかないのですが、家一軒丸ごと交換するならいいのですが場所ごとに交換する場合、当然デザインの違う雨樋が並ぶことになります。

当然 家の方もそれは不細工だろう、と思われる訳なのですがここでまた問題が。

皆さん保険で修理、交換をされる方がほとんどですが、割れていない部分の雨樋交換についての費用は保険では出ません。

ですので保険会社への申請をどうするか、そこらへんも大変な事になっているようです。

私もまだ実際の補修取替工事は出来ていませんが(見積提出段階です)申請が通ればこれから多くの補修工事が始まると思われます。

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