屋根・板金関係
2024年03月28日
ポリカの屋根でも割れますよ 西宮 尼崎 芦屋 カーポートの屋根の割れ
カーポートの屋根が強風でめくれたとの事で波板を張り替えました。
カーポートやベランダ、テラスなどの屋根で「ポリカーボネイド製(通称ポリカ)の波板」を使用したものが有ります。
最近の物では見栄えの良いフラットなものが使用されていますが、以前よく使用されていたのはこの「波板形状のポリカ材の波板」です。
ホームセンターでも取り扱っていて器用な方ならご自分で修理されたりされます。
そのホームセンターの波板も値段によって材質が違うのが分かります。
一番安いのは「塩ビ製」の波板です。次にその塩ビ波板をガラス繊維の網で補強した通称「網入り」、その次にこの「ポリカ」だと思います。
このポリカ波板ですが割れに非常に強いといわれていて 事実、少々叩いても問題ないですし、他の材料なら割れてしまうような少々無理な曲げをしても大丈夫です。
ですので台風など強風に対しても強度を持った商品だと思います。
但し、「新しいうちは」という条件が付きます。
何でもそうですが年数が経って材質の劣化が進むとやはり衝撃に対して弱くなります。
今回は留具(フック)が劣化の早い塩ビプラ製で それが劣化で多くの欠落が有った為というのが一番の原因ですが波板本体も撤去の際、ポリカの材料でしたが力を入れるとパリンと割れてしまいましたので使用状況にもよりますが10年以上経過したものは それなりに強度が落ちていると考えた方が良さそうです。