屋根・板金関係
2024年11月18日

出窓の欠落部材をつくりました。西宮 芦屋 宝塚

出窓の部材についてお問い合わせが有りました。

2階に付いている出窓の下に何やらプラスチック製の物が落ちていたので これは何だろうと思われていたそうです。

何気に上を見上げてみると何かおかしい。

何やら出窓の角の下に大きな穴が見えるので たぶんこれがそのフタなんじゃないかと気が付かれたそうです。

それも有るはずの左右2つとも欠落しているんだけれど何か対応できますかとの事でした。

通常こういう出窓などはサッシ屋さんの担当領域で正直、板金屋の私は専門外ですので対応できるかはチョッと…、とお伝えしたのですがメールで写真を送るので対応できるか考えて欲しいとの事。

写真を見せて頂くと出窓の角の底に付いていたであろう部材が欠落して穴が見えているんだろうなという事、それとその部材自体は小さな物の様に見えました。

現場が近くだということもあり、とりあえず現場を見て判断させて頂くことにしました。

欠落したプラスチック部材は経年で固定用のツメの部分が割れたことが原因という事はわかるのですが、問題は私がサッシのことは専門外ですし、そもそもある程度年数の経った出窓の補修部材が有るのか?という問題もあります。

板金屋の私が対応できる方法は「板金材で似たような部材を作り穴を塞ぐことならできます」とお話しましたらそれでOKという事になりました。

この部材が無いと雨が漏るとかは無いと思うんですが穴からハチなどが入っても困りますので穴だけは塞いだ方がいいだろうという判断です。

私、時々こういった「ワンオフ(一点もの)」の代替商品の作成依頼を頂きますが どれも初めて作った物ばかりです。

こういう市場が有るかも知れませんね。

以前にはこんな記事も↓

「屋根だけじゃなくこんなこともやってます」

「レアな銅の樋の復元をしました」

 

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