屋根・板金関係
2023年04月28日

スレート屋根の雨漏りの対処 ただし条件付き 西宮

初めにお断りしておきますが 今回のお話は通常の例外事例としてのお話ですが何かの参考になれば ということで。🤔

知り合いの方からスレートで葺いてあるガレージの屋根が雨漏りしているとのご相談です。

スレート屋根というのは よく工場などに使われていたセメントを固めたような灰色の波型屋根材で 強度が弱いため、乗る場所を間違えると割れて下に落下するなど 大変危険な商品でした。😣

あえて強度が弱いものを使う理由は工場内で爆発など圧力がかかった時に、屋根が割れることにより 爆発圧力を上方に逃がすためだと聞いたことがあります。

私も昔は人の応援で工場の大きな屋根のスレート屋根上で作業したことが何度かありますが やはり怖かったです。😖

ですので 基本的にスレート屋根の対応はお断りしているんですが今回だけは特殊な条件でしたので対応させて頂きました。

その特殊な条件とはスレート屋根の下に全面、合板の木下地が有り、どこに乗っても落下の危険性が無かったことと、ガレージという平屋の建物で高さも低く、面積もわずか、ということで今回だけ特別です。🤨

 簡単な対応方法として スレートと同形状に加工された板金製の波板が有りますので、それをスレート屋根の上からカバーして 全面に張られた木製下地にビスで固定することにしました。

作業も2日ほどで簡単に出来ましたが あえて難点をいうと 既設の屋根をめくらず 上からカバーしているのでちょっと波打って見えます。😓

前記の様な工場の屋根に使われているスレート屋根のカバー工法材もいろいろなメーカーが出しているのですが 手間がかかるので金額も結構掛かります。

住宅用にはこれで十分かと…。😓

繰り返しますが今回は特殊な条件下でだけ対応できた事例ですよ。

 

 

 

月別アーカイブ