屋根・板金関係
2023年05月18日
メチャクチャ手間と頭使ってます 西宮 尼崎 伊丹 雨とい
隣地との境界沿いに雨水を受ける板金製の箱型の樋を取付けている方からの御相談です。
集合住宅なんですが廊下の水がお隣の敷地に落ちて行かない様にしてあるのでしょうか、長さが13mとかなり長い為うまく流れていない様でした。😧
おまけにその箱樋から壁にかけて雨が入らない様にこれも板金で細工がしてあり、コーキング(防水のり)で固めて有る状態です。
今更その板金樋を撤去する訳にもいきませんので (かなりの手間になりますから)現状の箱樋を利用して その中に新しい板金の樋を仕込むことにしました。🤨
しかし13mの長さで雨水を流す訳ですから、加工する箱樋自体に水が流れる様 勾配を付けたものを作る必要が有り、現場での取付や加工の都合を考え8本を繋ぐ事にしました。
全長13mの間で水上と水下で約6センチ高さや幅を変えるんです。
この方法ですと一本づつ高さや幅など細かく寸法を変えたものを作る必要が有ります。🛠
事前に一本づつどこを何ミリづつ寸法を変えるか図面で細かく寸法を出すなど、加工する時にメチャクチャ手間と頭を使うんですが そうしないとうまく流れる物は作れません。🤔
それと隣地境界いっぱいでしたので 作業はもっぱらお隣様の敷地から脚立を建てての作業になりました。
いつもの事ですが出来たものを見るとそんな手間が掛かっている物とは思わないでしょうが ほんと頭使ってるんですよ~。😅