雨とい関係
2022年07月28日
何十年ぶりにやっと…です。西宮 芦屋 東灘 尼崎 雨といの修理
工務店様よりある建物の雨といを直して欲しいとの事。
築数十年の4階建て建物なんですが 今回外壁の全面改修を行う為、足場を組んだそうです。
お伺いしてみると 雨といの集水マスと呼ばれる部分に付いているエルボ(曲がり部材)が外れているように見えました。😵
この状態だと雨の量によってはバシャバシャ下に落ちていたと思います。
通常ここは接着剤で固定するところなんで、おかしいなと良く調べてみると初めから接着していなかったようです。
それも4カ所ある集水マス全て同じ状態でした。😖
理由は忘れていたんじゃなくて 部材のサイズが微妙に合わない物を使用していたから。
雨といに限らず 世の中の既製品と呼ばれる商品には、JIS規格という決まったサイズ構成で作られています。📏
ですが僅かなサイズ違いで数種類の商品が存在しているのが実情で なんかの手違いでサイズ違いの商品が現場に持ち込まれたんだと思います。
取付の際 職人さんはそれに気が付いたんだけれど時間の都合か何かで 「え~い 行っちゃえ」という判断になったんじゃないでしょうか。 😧
ですから多分 完成当初からうまく機能していなかったんじゃないかと想像できますが、高さの関係で今まで気にはなっていたけど手つかずの状態だったんだと思います。
修理方法は特殊な方法を使ってサイズ違いの商品でもキチンと接続、固定しました。🤗
やっと何十年ぶりかに問題解決出来たようで何よりです。