雨とい関係
2021年10月28日
こんな雨といの留め方もあるんです 芦屋 伊丹 西宮 宝塚 雨とい修理
塗装屋さんからの相談案件です。
雨といの支持金物が折れたりして 傾きが悪くてうまく流れていないようだと。😟
お伺いしてみると鉄筋造りの建物で雨といを支える支持金物が軒先部分に埋め込まれているタイプです。
この金物が経年で一部朽ちている為、うまく雨といを支持出来なくなっていたんです。😔
今後の事も考え金物を全部取り替えることになったんですが、 新しい支持金物をどうやって取り付けるかという問題が有りました。
屋根の先端(軒先といいます)に特徴があって、このままでは新しい金物を取付ける場所が無いんです。🤔
軒先に付ける雨といは排水したい方向に向かって傾き(勾配)を付けて支持金物を取付ます。
通常金物を取付ける位置を段々に下げて(又は上げて)取付けることで勾配を取りますので 、取付ける躯体部分にある程度の大きさ(厚み)が必要になってきます。🤨
しかし今回はこの取付部分が非常に小さく、金物を段々に下げて取付ていくことが出来ませんでした。
そこで取付位置は変わらなくても 金物自体で勾配の取れる、特殊な支持金物を使う事にしました。🤔
でもこれ工場や倉庫などで使用する商品で、住宅用では無いのですがそんなこと言ってられないので 多少長さを切り詰めたり、板金材を補助に使ったりしてなんとか雨といが機能する様に取付しました。🛠
確かに非住宅用に考えられた金物ですので しっかりはしていますがデザインがチョッと物々しいかなと…。😓
まぁ新築物件で使用することは有り得ませんが、古い建物でうまく雨樋の勾配が付けられない物件には確実に雨の流れる勾配が付けられる取付方法だと思います。