屋根・板金関係
2020年11月08日
シングル屋根の補修です 芦屋 西宮 宝塚 ガルバニウム
シングルと云う屋根材が有ります。
イメージとして簡単に言えば 防水性を持たせた不燃繊維布のような物に 表面保護としてザラザラした砂をまぶして固着させている屋根材で、柔軟性が有るため曲面屋根などによく使われたりします。🙄
ただこの材料を使った古い案件では表面の砂が経年で取れてしまい、不燃繊維布がむき出しで傷んでめくれたり、ちぎれたりしてしまうというケースが見られます。😣
今回もそういうケースの補修工事です。
屋根というか大きな庇で、壁みたいな急角度で、形状が三角形で とかなり特殊な屋根ということも有り、簡単に出来る方法としてガルバリウム鋼板の竪ハゼ葺で直接カバーすることにしました。🤨
三角形屋根なんで長方形の材料を並べた場合、かなり材料ロスが多く出ますので少し割高になりますが作業的には問題なく出来ました。
昔は傷んだ屋根は撤去して新しい屋根材を葺くという方法が基本でしたが、最近は既存屋根を撤去せずに上からカバー工法を行うという方法が多いです。
撤去費用の抑制や工事期間中の養生対策などの理由からです。🤔
日本瓦のような立体的な物はそういう訳にはいきませんが 板金屋根でもめくらないでカバーすることが増えました。
工法も時代とともに変わりますね。