雨漏りの原因事例
2022年07月18日

デコボコは意味が有るんです スレート カラーベスト 雨漏り

リフォームで古いカラーベスト葺の屋根を塗装後 雨漏りがするようになったとのご相談です。

雨漏りの調査会社さんがいろいろ調べて、その見解に基づいて雨水が吹き込んだと思われる部分に板金でカバーを取付けたりイロイロしましたが 漏りが続いている様でした。😟

この場合漏り始めた時期が重要で、家を建ててすぐに漏れたのなら最初の施工不良、構造欠陥が考えられますが、屋根の塗装後から漏り始めたのなら これを疑う必要が有ります。

このブログや各所で言われていることですが カラーベスト材の塗装後はそれが起因しての漏りが発生し易いんです。😥

理由は屋根材にあえて付けられている水の出口でもあるスキマを粘度の高い塗料で埋めてしまうから。

カラーベストと言われる材料の表面は小さなデコボコが付いています。😮

このデコボコが有ることで重ねた状態でも密着せず、毛細管現象の発生を抑えていると思います。

ガラスのようにフラットな物を重ねると毛細管現象により水が吸い込まれるのが想像できるでしょう?

今回も試しに屋根材の継ぎ目を少し広げてみると 中から数日前に雨が降ったものか、水がタラ~っと出てきました。😣

要は水が抜けずに閉じ込められたままの状態だという事です。

でも古くなった屋根を塗装することで見栄えを良くしたいと考えるのは理解できます。

いっそ塗ったら余計にデコボコする塗料なんて出来ないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

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