屋根・板金関係
2014年09月28日
シングル葺屋根が飛散しました。 池田
築16年ほどのお宅の屋根材が傷んでいるので 見て欲しいとのご依頼。
お伺いしてみると シングルという 防水性を持たせた基材布に、表面保護のため 砂を葺きつけた屋根材が施工してありました。
すでに表面の砂は大半が取れてしまい、下の基材布が露出していました。
そのせいか 風が吹くと端部からめくれている状態です。
部分的に風でちぎれて 欠落している所もありました。
しかし、家の中には雨漏りが見受けられません。
おそらく、その下に施工してある 防水シート(ルーフィングと言います)が生きているせいだと思うのですが、このままほっておいて大丈夫な訳が有りません。
シングル材は 柔軟性に富み、いろんな形状の屋根にも容易に対応できるのがメリットですが 表面の保護砂が割と短期間で 取れてしまう耐久性に問題があります。
基本的に現状屋根の撤去の要らない ガルバニューム鋼板のカバー工法をお勧めしました。