その他
2015年02月09日
最近の新築物件で思うこと 神戸の板金工事
神戸で工務店様の新築物件の板金工事をしました。
割と海沿いで 周りにも多くのハウスメーカーの物件が新築中でした。
そこで感じたのが 最近の新築物件のデザインがものすごく簡素になっているということです。
もちろん価格帯にもよるのでしょうが 多くは下屋(げや)の無い、ズドンとした四角い箱に簡単な屋根が付いている。
外装材の違いで見た目の印象は少し違うけれど 建物の基本シルエットはみな同じ ということです。
確かに建物を簡素な形状にして 同じようなシルエットに 画一化することで、 設計や使用材料、労力のコストを下げられる。
だからでしょうか、職人さんのレベルが昔と比べて なんとなく下がってきたような気がします。
職人さんは、画一化されたマニュアル通りに施工することで 仕上がりのムラを減らせます。
メーカーや購入者とすればそれはよいことだと思います。
しかし、職人の技術力を考えたときに、それは果たして良い方向なのでしょうか?
次回、それについて 私が実際に体験した話をしましょう。