屋根・板金関係
2017年11月28日
雨漏りが起きやすい屋根の形とは 西宮 芦屋 宝塚
前回、屋根の形でも雨漏りの起きやすいものと、起きにくい形状が有ることをお話ししました。
” 切妻(きりづま)” や ” 片流れ” 形状の屋根は水の流れに無理がなく、故障の発生しにくい形状であるとお話ししました。
ではその逆で、どういう形状は故障が起きやすいのかを考えてみましょう。
簡単に言えば ” 雨水が途中で流れる向きを変えなければいけない形状” です。
一番故障が多いのが ” 谷 ”といわれる部分が有る屋根。
多くの場合、屋根の材質に関係なくこの谷は金属で作られます。
それが経年劣化により穴が空いてしまうケースが多いです。
また、屋根2面分の水が集中して流れる為、水下側で施工上のミスなどで故障が起きやすいです。
もう一つ故障が起きやすいのは ?形状が複雑な屋根”です。
デザイン上の都合であったり、光源や部屋内スペース確保の理由から複数の屋根が絡み合っているケースが有ります。
これも雨水の経路が複雑になり施工上のミスや 経年による故障が起きやすいです。
長くなってしまうので、次回ももう少しこの事でお話ししましょう。