屋根・板金関係
2017年12月08日
屋根にとってリスキーな物 西宮 芦屋 尼崎
屋根形状によって、雨漏りなどの故障が起きやすい事をお話ししています。
一番リスクの少ないのは 出来るだけシンプルな形状。
雨水の流れが途中で方向を換えなきゃいけない部分が有れば、そこはとてもリスクを伴います。
前回紹介した ” 谷 ” などは代表的な物です。
その他 今まで経験してきたものとして ” 天窓(トップライトとも言いますね)”が有ります。
最近では窓と同じように枠と一体になった製品が有って、屋根材との雨仕舞も付属の部材を付ければ誰でも取り付けられるようになっています。
でもこの ?誰でも取り付けられる ”が曲者でして、ホントに水の流れを考えていない人が取付けたら モチロン漏ります。
製品自体も最近の傾向としてコーキング(防水のり)に頼った防水処置をしているので 経年によって漏水することも有ります。
また、事例としては少ないのですが (ついている家自体が少ないから)煙突などの突起物が屋根に付いている場合、これも雨漏り箇所になり易いです。
煙突などは熱の関係で 屋根材とは違うレンガやコンクリートなどで出来ていることも有り、屋根材との接続が難しいからです。
やはり屋根に穴を開けて取り付ける物は非常にリスキーだということですね。
物事なんでもそうですが シンプルイズベスト これに付きます。
屋根からの雨漏りに付いて考えてきましたが、一旦置いといて 次回はまた違ったテーマを考察してみましょう。