雨とい関係
2019年05月18日
塗装じゃ直らないですよ。西宮 豊中 東灘 雨とい
工務店様の仕事でチョッとした板金工事に行った現場でのこと。
外壁の塗装がメイン工事の様でしたが、何気に雨といを見るとパックリと口が開いている…。
え?よくよく見るとご覧のような状況。
いま当店でメインに使っている雨といは芯材に金属(ブリキみたいなもんです)が入っていて、それをプラスチック(正しくは塩ビ)で覆った樋を使っています。
この金属がサンドイッチされているおかげで、夏場の熱にもグニャグニャ曲がりにくく、また衝撃にも強くなっています。
でもこの商品、出始めの頃の物は良くなかったんです。
中の金属にメッキをしていない物を使用していた為に、商品を切断した端部などからサビが発生していたんです。
それがひどくなるとサビが膨張して表面のプラスチックを押し破ってしまうんです。
まさに今回のケースです。
今の商品は亜鉛メッキされた金属を使用しているのでそんなことは起きにくいそうです。(メーカーさんの言い分ですが)
工務店様としては雨といも塗装で済ませる予定だったようですが、さすがに塗装じゃ治せんでしょう。
という訳で急きょ軒樋全部取替と言うことに。
今回たまたま私が見つけたから良かったものの、案外塗装で済ませているケース多いんですよ。
見なかったことに、ということで…。