雨とい関係
2023年09月18日

銅の樋でしたので修理出来ました 雨樋の変形 修理 西宮 芦屋

工務店様から風の影響か近くの大きな木の一部が倒れて屋根を傷めたので直したいとの事です。

瓦屋根を突き抜けて 下の木地まで傷めたようで、銅で作られた雨といも部分的に変形しました。

実はこの現場はかなり以前から(親父の時代からです)工務店様からの依頼で増築、メンテナンス等で時々お世話になっていた現場で この破損した雨樋も既製品を取付けたものではなく、うちで加工取付したものでしたので何とかなるとは思いましたが 前回お伺いしてから多分20年位経っているんじゃないかと思います。

工務店様を筆頭に瓦屋さん、大工さん、塗装屋さん、そして私と一日で皆順番に集まって作業をし、一日で直しました。

幸い私の担当部分は銅製の雨といの変形でしたので いろんな工具や技術で まぁ許せる範囲まで元に戻せました。

もしこれが一般的な塩ビ製の雨といだったらどうなっていたでしょう。

当然古くなった塩ビですので雨といは広範囲に割れたでしょう。

古い角型の雨といはすでに廃番ですので、どこまで新しい今の形の物に交換するかの話になっていたと思います。

銅で作られた商品は何年経っても技術を持った人がいれば修理が効く商品ではありますが、 昨今その「人」がいなくなってしまい、この近辺では高齢の人しか残ってないんじゃないでしょうか。

もちろん京都や奈良などで社寺専門に業をされている所は有りますが こんな小さな工事では どうでしょう?

技術者のいる限りという事で さていつまで対応できるか…ですね。

 

 

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