雨漏りの原因事例
2023年02月18日
屋根は壁から出ていないとダメです 西宮 芦屋 宝塚 雨漏り
長年雨漏りが続いている方からの御相談です。
大きな漏りではない様なのですが 雨の量によってはポタポタ漏れるとの事。💧
現場確認をしてみるとご自分でもいろいろカバーを付けたりと対策をされていました。
そこで私はハシゴで普段見えない所を探ってみると 怪しげな箇所が。🧐
通常 屋根は壁より出ていないと流れてきた雨は建物の中に入りますよね。
でもどういう訳か屋根に相当する部分(正確には笠木と呼ばれる部分)の一部が少し短くて 壁から出ていない箇所がありました。
ここで考えられる対処方法は2つ。🤨
1つは多くの人がやりがちな「コーキングで埋めちゃいましょう」。
もう1つの方法は板金材を加工して小さな雨といを作り、屋根の下に差し込んで建物の外に排出する方法です。
もちろん私がお勧めして選択するのは後者です。☝
ただ現場の状況が長いハシゴを建てての作業がやりづらく、隣地の一部から建てさせて頂ける様お願いし、なんとか取付が出来ました。
でも実はここで頭に入れておかなきゃいけない事が有りまして、小さな雨といで雨を排出したのは良いのですが、その水はどこにも繋いでいません。
つまり垂れ流し。😅
もちろんちゃんとタテの樋で地面まで持ってくることは可能ですが 流れる水の量、費用対効果を考えるとしばらくは垂れ流しで様子を見ようという事に。
正直 量的には少ないのですが 音などは大丈夫かな と一抹の不安は有ります。