雨とい関係
2021年08月28日
大変稀な物だと思います。雨といのツマリ 芦屋 西宮 宝塚
長雨が続いたせいか季節が進んだのか、気が付けばあれだけうるさかったセミがいなくなりましたね。😯
先日、雨といの集水器(集水マス)から雨がバシャバシャ落ちるとのご相談が有りました。
集水器とは屋根の先端に付いている横方向の雨とい(軒とい)と垂直方向に流れる(竪とい)の交差した部分に付いている雨といの部材です。
雨といの種類によってはこの集水器では無く「 ドレン 」という部材で 直接軒といに竪といを接続する場合も有り、むしろ最近ではこのドレンタイプのケースが増えています。
話を戻すとこの集水器から雨があふれる原因の一番は中に異物が詰まっているからです。🙄
落葉などが詰まっている場合は掃除で取り除ける場合が多いですが 、時には洗濯バサミや石鹸などの固形物の場合は 詰まっている箇所を切断して除去する必要が有ります。ココ👈
実はこの現場、3か月前にも同じ場所からあふれるというご相談を頂き、キチンと落葉等の掃除後 流水検査もして貫通したことを確認した現場でしたので 正直ミスったかと慌てちゃいました。😅
調査してみると詰まっているのは手前の方だけでしたが、なんでこんなすぐに詰まったんだろうと摘み出した物を見ると…4~5匹分のセミの死骸。😵
これに落葉なんかが絡みついて雨水の流れをフタしていたんです。
奥さん話ではすぐ横に有る樹の幹がびっしりになる位、ここはセミが多いんだとか。😱
私も長い事 樋の掃除をしていますがセミが詰まって漏水したのは初めて見たように思います。
まぁ一つのケースとして覚えておきましょう。😓