銅板関係
2019年01月19日
お稲荷さんのアレの修理です。西宮 宝塚 芦屋
知り合いの方からチョッと直して欲しいものが有るんだけど…との相談が。
何かと思えばとあるお稲荷さんの「扁額(へんがく)」が壊れたそうです。
はい?扁額って何です?
神社やお寺なんかで「〇〇寺」とか「〇〇大明神」とか書かれた額の付いた名板が有りますが、あの板を「扁額」と言うんだそうです。
正直私も知らなんだ
皆さんも名前は知らないけど写真なんかで見たら「あぁ見たことある」と思うんじゃないかと。
で、その扁額の四隅が壊れていたのを誰かが直そうとしたけど、うまく出来なくて廻り廻って私の所に…。
どうも真鍮製のようなのでハンダ付けで直したいのですが、問題は古い銅製品などはそのままではハンダが付かないんです。
長い年月で表面が酸化している為、生地が出るまで磨かないと(削らないと)付きません。
フラットな物ならともかく、凹凸のあるものは大変ですよ~。
せっせと磨くこと何時間。
おかげで腕がパンパン、首はガチガチ。
この苦労、皆さんに喜んで頂けるかな?