雨とい関係
2019年03月18日
雨とい掃除のチョッとした知識を 宝塚 西宮 芦屋
決して屋根に上がることをおススメするわけではありませんが、雨といの掃除をご自分でされる方にひとつ便利な知識をお教えしましょう。
雨といの形状にもよるんですが、屋根についている横のとい、軒樋(のきとい)と言うんですが これからタテ方向に落ちる樋との接続部に、集水マス(呼樋と言います)が付いています。
この集水マスに流れてきた落葉や堆積物が溜まることが多いんですね。
で、何とかしてこのマスの掃除が簡単に出来ないかと言うと、出来ます。
実はマスの下に付いてるエルボと言う曲がった部材は取り外せるようになっているんです。
エルボにチョッとした突起が付いていて、これがマスの下のリング状の部材の切り欠き部にはまって落ちない様になっているんです。
で、このリング部分をくるりと回して切り欠きを合わせるとエルボが外れます。
普通ここにはのり付けしませんので、その構造を知っていれば外すことが出来ます。
そしたら下からマスの中の掃除が出来ます。
でも下から作業が出来ない高所にはダメですし、そもそもマスが付いていないタイプの雨といでは使えません。
のり付けで固定する昔の形でもダメですね。
でも雨といの掃除は出来るだけ、屋根に上がり慣れている職人さんに頼んだ方がいいですよ。
落ちてケガしたら元も子も有りませんから。